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封入体結膜炎、トラコーマ(ふうにゅうたいけつまくえん)
封入体結膜炎は最近、性感染症のひとつとして注目されています。
尿道炎、子宮炎症などの病原体が性行為によって眼に感染するもので、成人に結膜炎を起こします。
また、新生児が母親から産道感染して結膜炎を発症します。
トラコーマは、急性の結膜炎で始まり、ついには角膜が混濁してしまう病気で、かつて失明の主要な原因でしたが、現在では世界的に激減しています。
封入体結膜炎、トラコーマともにクラミジアという同じ細菌で起こります。
封入体結膜炎は、性器にクラミジア感染をもっている人との性行為ののち、急性の結膜炎として充血、膿性の目やに、眼瞼腫脹などが起こります。
下眼瞼結膜には、大きめのぶつぶつができます。眼の症状のほか、耳の前のリンパ節がはれ、痛みを伴います。
新生児では生後5〜12日ごろ、充血、膿性の眼脂、眼瞼腫脹などが起こります。
しばしば偽膜という分泌物の塊が結膜にできます。
クラミジアに有効な抗生剤の点眼や眼軟膏で治療します。
完治するまで数週間かかります。
性器クラミジア感染症があれば、抗生剤の全身投与をします。
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