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  • 眼瞼腫瘍(がんけんしゅよう)

まぶたにできる腫瘤で、硬さはさまざまです。
皮膚にできると表面がただれることもあります。また、まぶたの裏の結膜側にできるものもあります。

  • 原因

腫瘍とは、もともと人体を構成していた無数の細胞のうちの通常1個が制御を失い、無秩序に増殖していくもので、真性腫瘍とも呼ばれます。
真性腫瘍は1個の細胞が増殖したものであるため、普通は単一の腫瘍組織からなります。
真性腫瘍には、良性腫瘍と悪性腫瘍があります。
悪性腫瘍はがんと呼ばれ、一般に増大傾向が強く、全身に転移し生命を脅かします。まぶたの皮膚にできるもの、内部にできるもの、結膜にできるものがあります。

  • 症状

皮膚にできれば、直接見えるので容易にわかります。
皮膚表面の良性腫瘍で色の目立つものには血管腫、黄色腫、母斑、脂漏性角化症などがあります。
このほか、乳頭腫もよくみられます。また、いぼも良性腫瘍です。内部にできる良性腫瘍には、皮様嚢腫といって乳幼児期からまぶたの外寄りにできるものがあります。
悪性腫瘍では、皮膚表面には基底細胞がんがよくみられます。
少し盛り上がり、なかがただれてじくじくした感じになります。これは悪性腫瘍としてはめずらしく転移しません。このほか、皮膚表面には、非常にまれに悪性黒色腫が発生します。
まぶた内部の腫瘤としては脂腺がんが発生します。これは転移もします。高齢者では霰粒腫との区別が大切です。結膜側には扁平上皮がんがみられ、表面に凸凹があり、色調は白色〜ピンク色です。

  • 治療

良性腫瘍は全摘出し、採取した組織は必ず病理組織診を行います。
悪性ならば、腫瘍より大きめに切除摘出し、腫瘍が完全に取れたことを病理組織診で確認します。
転移があれば、化学療法や放射線療法が必要です。
まぶたの腫瘍の場合、大きく切除した場合はまぶたの機能的、美容的な再建術が必要になります。
早めに専門医を受信して下さい。

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